ヒートアイランド解析
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ヒートアイランド解析 弱風対策
夏期暑熱時を想定すると熱環境計画の一つとしてヒートアイランド対策が重要です。
ヒートアイランド対策にも風通し計画が有効です。その際風と共に多数の気象要因(日射、気温、放射、温度)を連動させて全体としての熱環境を解析します。
特徴
暑熱時の周辺気象を詳細に検討します。
樹木は周辺気象に影響をもたらすため樹木の詳細なモデル化と解析を実施します。
最終評価にはWBGT(熱中症指数)、SET※(新標準有効温度)のMAP表現を用います。
建物周りの熱環境は複雑です。日射・放射、気流、気温、温度等が建物群と複雑に相互影響しながら敷地内温熱環境を形成します。
これらの予測・評価にはこれらの物理量を全て連成させて解析する必要があります。
建物周辺スケールにおける熱環境評価としてはCASBEE-HI(キャスビーヒートアイランド)のコンセプトが役立ちます。
CASBEE-HIは建築物の敷地境界内外の熱現象と温熱快適性をQuality(敷地内のSET*空間)とLoad(敷地外への熱輸送量)の観点から評価します。各々の仮想閉空間の設定はQとLで異なります。
CASBEE-HIでは簡易評価と詳細評価があり、ここでの解析は詳細評価に相当します。
熱環境解析ではまずその周辺地域の日射、風、気温等の気象特性を十分考慮する必要があります。熱環境解析では、気温、気流分布、全天日射量等多数の解析結果が得られます。これらからSET*やWBGT等を算出することで敷地内熱環境の詳細検討が可能になります。
ヒートアイランド現象は気象学的には広域エリアを対象にします。特に海に近接するエリアのヒートアイランド緩和には海風の利用が有効です。広域エリアへの海風による気温低下効果を検討した例を示します。
樹木は屋外空間に様々な熱的影響をもたらします。その物理的メカニズムの正確な理解とそれに基ずく樹木の空間設定&配置は暑熱環境緩和のための屋外建物計画に大きく役立ちます。CFD解析に樹木を 設置する際には正確なモデル化のための多数のパラメータ設定が必要になります。この作業を容易にするため、樹木のモデル化&自由配置機能も開発しています(WindEval機能)